家づくりのゴールは、『家が建つこと』じゃない
家づくりのゴールは、『家が建つこと』じゃない。本当の意味でのゴールは、今だけでなく ずっと先の、ご家族の笑顔にあるのではないでしょうか。『笑顔を建てる』を合言葉に家づくりを行うサンクスホームは、そう考えています。
だからこのインタビューシリーズでは、『家が建つまで』と『その後』にフィーチャー。サンクスホームで実際に家を建てたOB様方に、それぞれの家づくりについて お話をお聞きしました。
さあ、今回のご家族は、どのような笑顔を建てたのでしょうか。
これから家を建てる方、また既に建てられた方の、ご参考になれば幸いです。
30代ご夫妻と小さな兄妹の4人暮らし
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K様邸
施主様の施工時のご年齢:33歳
世帯年収:400万円
建築費用:3000万円(土地込み)
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今回お話を聞いたのは、30代前半のK様ご夫妻です。小学校教員をされているご主人と専業主婦の奥様。5歳と2歳の元気いっぱいな兄妹と、4人で暮らしています。
自然豊かな土地に建つK様邸は、住み始めて2ヶ月の新築住宅。こだわりのワンフロアの間取りには、家事動線の工夫が詰め込まれていました。
K様邸の『家が建つまで』と『その後』をとおして、家づくりのヒントをご紹介します。
【実際に住んでみて実感したこと】
家は、住み始めてから分かることが沢山あります。間取りの選択は正しかったのか?経年による変化はどうか?…リアルな声を聞いてみました。
我が家の気に入っているところ
– K様邸は平屋ですが、平屋に決めた理由は何ですか
妻:私の実家が平屋で、それに慣れていたこともあり、自然な流れで平屋を選びました。2階建ては考えませんでしたね。その一番の理由は、階段が嫌だったからでしょうか。上り下りが面倒だということもありますが、階段って隅の方が本当に掃除しづらいんです。将来的に2階を使わないという話もよく聞きますし、平屋にして良かったと思っています。
– 平屋だからこそ便利に感じることや気に入っていることがあれば、お聞かせください
夫:間取りの無駄のなさを、住んでみて実感しています。ワンフロアで完結するから、部屋と部屋との行き来がしやすいよね。
妻:ワンフロアだからこそ、間取りのこだわりが生きてくるように思います。もちろん部屋と部屋との行き来もしやすいですが、我が家ならではのこだわりは、洗濯まわりの家事動線。洗濯機のある脱衣所と洗濯物を干すテラス、ウォークインクローゼットを繋げているので、洗濯をして干し、そのままクローゼットにかけるまでの流れがとてもスムーズです。……平屋からは少し話が逸れますが、ウォークインクローゼットにしたことは大正解でした!衣類をハンガーのまま収納できますし、収納量も多い。平屋って収納が少ないと思う方もいるかもしれませんが、間取りさえ工夫すれば、十分収納スペースは確保できると思います。
– 平屋は、家の隅々まで光が届くことも魅力的ですよね
妻:ハイサイドライトなど日当たりのための工夫をしやすいのも、確かに平屋ならではかもしれません。勾配天井もお気に入り。白い壁紙もあいまって、明るい光でいっぱいにしてくれます。
夫:外装を黒っぽくしたので内装は白をメインに、インテリアの雰囲気も明るく揃えました。勾配天井のあるリビングは家の中でも特に過ごしていて気持ちがいいです。
一生付き合っていくマイホームだから
– 光が沢山入るK様邸には、採光のための窓が多く設置されています
妻:天井の方にも足元にも、窓を沢山設置しました。ただ、先ほどお話ししたように我が家はとても日当たりが良く、その点は気に入っているのですが…採光のための窓の設置箇所には、実は少し後悔しています。ここは失敗だったと思うのは、和室の地窓です。
夫:足元の横長の窓なので、外から見えるわけがないと考えていたのですが、土地の傾斜が思った以上にあって……。いざ住んでみたら、向こうの道から室内がしっかり見えるんです。プライバシーの心配があったので、DIYでシートを貼り対策しました。時間を戻せるのであれば、最初から磨りガラスにしたと思います。
【サンクスホームのお節介】
時にお節介とまで言われる(?)サンクスホームの手厚いサポート体制。この家づくりの場合は、どのようなサポートがあったのでしょうか。
サンクスホームで建てた「決め手」
– 平屋にこだわって建築されたとのことでしたが、やはり平屋施行例などを参考にハウスメーカーを選ばれたのでしょうか
夫:施工例を見たというよりは、実際に出してもらった間取りが良かったというのがメーカー選びの決め手でした。他社にも間取りを出してもらっていたのですが、豪華すぎたりと、どうも現実味がなかった。そんな中サンクスホームさんは、自分達の理想を良い塩梅で叶えてくれるような丁度良さがあったんです。
妻:サンクスホームさんが平屋も得意としているというのは後で知ったのですが、この間取りの良さを思うと、確かに納得できます。我が家の間取りも、サンクスホームさんが最初に提示してくれた間取りほとんどそのまま。背伸びせず等身大で暮らせる、素敵な平屋だと思います。
家づくりに心配事はつきもの。不安を払拭したサンクスホームのサポート
– K様ご夫妻が家づくりを始められたのは、コロナ真っ只中でしたよね。大変なことなどはありましたか
妻:コロナの影響でウッドショックが起こり、もしかすると今後木材が高騰するかもしれないという状況でした。予算内で建てられるか…という住宅購入の不安は元々あったのですが、その不安がウッドショックによってさらに大きくなりましたね。
夫:そんな中サンクスホームさんは「もし木材が高騰しても、こちらで素材を工夫するなどして今お話ししている価格でやります」と言ってくれたんです。ちなみに他社は、「途中で価格が上がることもご了承ください」と……。サンクスホームさんの方が、自分たちに寄り添ってくれている印象を受けました。
妻:結局値上げの前に建てることが出来たのですが、サンクスホームさんの誠実な姿勢には感動しました。先ほどお話しした間取りの良さ以外に、こういった誠実さもまた、メーカー選びの決め手だったように思います。
家を建てるにあたり金銭的に工夫したこと
– 家づくりにおいて金銭的な不安があったと伺いましたが、マイホーム実現に向けて工夫されたことなどがあれば教えてください
妻:数年前から、マイホームに向け本格的に貯金を始めました。結婚当初はアパートに住んでいたのですが、貯金のため、一時的に私の実家に引っ越したんです。実家に移ることで、今まで家賃で出ていたお金を、マイホームのためのお金に回すことができました。
夫:この土地も妻の実家のものなんです。実家の助けがあり予算内で建てることができたので、とても感謝しています。
【僕の私の暮らし方】
家と人が、共に育つ。マイホームを建てたことで変わった施主様の人生にフォーカスしました。
お引越し以降のライフスタイルの変化
– 念願のマイホームに住み始めて、最も良い変化を感じる瞬間はいつですか
妻:やはり家事をしている時でしょうか。家事と子育てを両立しやすくなりました。特に炊事。料理中、これまでは子供に目が届かず不安だったのですが、今のリビングダイニングキッチンでは子供が遊んでいる様子を見つつ家事を行うことができます。
夫:空間が繋がっていることで、子供達と過ごせる時間も増えたように思います。実はこの土地は通勤には少し遠いのですが、それでも毎日帰るのがとても楽しみですね。
– お子様達の反応はいかがでしょうか
妻:子供達ものびのびとしていて、その顔を見ているだけでも、子育てする上でマイホームは良い選択だったなと感じています。息子はピアノをやっていて、この家ではリビングの一角にアップライトピアノを置いたんです。床もピアノのために補強して。響きの良いこの空間で練習するのを彼自身とても楽しんでいますし、それを聴く私たちも幸せな気持ちになれます。マイホームを建てて、おうち時間がより素敵なものになりました。
家づくりを振り返って
– ご家族皆様がのびのびと過ごす素敵なマイホームだと感じました。さらにこの先どのようなお家にしていきたいですか
妻:実はこの家はまだ完成していなくて、いつかお庭には桜を植えたいと思っているんです。実家の桜の枝をもらって、姉妹桜に出来たらいいなと。その桜が咲く頃にはきっと育児も落ち着いているので、キッチンカウンターをバーのようにして、窓の外の桜を眺めながら、夫婦二人で晩酌をしたりしたいですね。
夫:庭を中心に、まだまだ変えていける空間をどうしていくかというのが、これからの楽しみです。すでにデッキをDIYしましたが、これから先また自分の手で、倉庫を建てたりしてもいいかなと思っています。
妻:居心地の良い家づくりは出来たので、あとは余白の部分をどう育てていくか。家族4人で工夫して暮らしていくことがとても楽しみです。
– 明るい光に溢れた新築住宅は、これからの可能性にも満ちた素敵なお家でした。ありがとうございました!
『笑顔を建てる』ということ
今回は、K様ご夫妻が建てた笑顔をご紹介しました。
家事動線に優れたワンフロアのお家は、1階建てだからこそ行き届く明るい光でいっぱい。未完成のお庭はご夫妻の夢に溢れ、ご家族全員で育てていくこれからのマイホームを楽しみにされている様子でした。
私たちサンクスホームがお届けするのは、『笑顔を建てる』という考え方。ご家族が今だけでなくずっと笑っていられるよう、こだわった家づくりをしています。そして、家づくりをするたびに思うのです。笑顔はきっと、家の数だけあるのだと。ご家族によって、マイホームの建て方も、住み方も、異なります。このOB様取材が、これからお家を建てる方、また今後の住み方に悩んでいる方のご参考となり、次の笑顔へのバトンになれば嬉しく思います。
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