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娘と共に育つ「当たり前」の家。三重県伊賀市O様邸

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三重県伊賀市。高台にある、空気の澄んだ住宅街に、その家はスッと建っていた。真四角の窓で所々切り取られた、濃いネイビーのガルバ風の外壁。木目の表情を生かした広めの玄関が、そのモダンさの中にナチュラルな魅力をプラスしている。

この家に住むのは、20代後半のご夫妻と、ちょうど1歳になるお嬢さま。背の高い玄関ドアを開くと、家族の未来を温かく照らす空間が広がっていた。

伊賀市の新築戸建て
|三重県伊賀市O様邸
アイアンのスケルトン階段とリビング
|階段がアクセントとなっているリビングルーム

子供も家も、ちょうど1歳を迎えて

「住み始めてもうすぐ1年です」お嬢さまを抱っこしながら、奥さまが教えてくださった。

「引っ越しから数日で、この子が産まれたんです。予定日より1か月も早く。だから、子供も家も、ちょうど1歳なんですよ」

広いリビングルームは、印象的な階段を中心に、手前に開放感のある和室、奥にキッチンが配置されている。一段高い和室に置いてあるのは、木製のキッチンなどお嬢さまのおもちゃたち。ご夫妻に優しく見守られながら、畳の上にちょこんと座って遊ぶお嬢さまは なんとも愛らしく、四角く切り取られた景色もあいまって、幸せな絵画のような光景だった。

「夫の実家が日本家屋に住んでいたので、畳の要素を少し入れたかったんです。ここの和室、収納のために一段高くしましたが、娘が一人で立つきっかけにもなりました」

住み始めてまだ1年ということだが、家の随所にお嬢さまの成長や思い出が染み込んでいる。穏やかな時間が流れる、家族のための温かい空間。その理由は、ご夫妻こだわりの間取りにあった。

四角い窓
|和室の向こうには四角い窓。四季折々に表情を変えつつ、リビングのアクセントになっている
お施主様
|家と同い年のお嬢さまと奥さま

「ずっと仲良くいられる家」に

アパートでの二人暮らしを経て、家が出来るまでは旦那様のご実家に住まわれていたというご夫妻。間取りには、色々な住まいを経験してきたからこそのこだわりが見られる。

「実家は、それぞれの部屋が扉でしっかり区切られているような家だったんです。ご飯を食べたら自分の部屋に帰ってしまうことも多かった。だから自分の家を持つときは、共有できる空間を作りたいと考えていました」

そう話すのは、旦那さま。その考えはリビングに限らず、至るところに生かされている。

例えば、リビングの中心に配置された階段。これは空間の主役という役割にとどまらず、吹き抜けとして、1階と2階を柔らかく繋ぐ。

階段を上がると、広いオープンスペースが。現在はハンモックが置いてあり、旦那さまのお昼寝用に使われているが、将来的には勉強机を置くことも想定しているという。

「この階段により、2階に声が届くというのがいいなと思いました。プライベートは守りつつ、いつでも繋がることができそうですよね」

2階のオープンスペースで宿題をするお嬢さまを、キッチンから呼ぶ奥さまの姿が想像できる。

現在はリビングで完結している親子の時間が、1階と2階とで距離ができる日もくるだろう。しかし、成長に合わせて それぞれの居場所を変えつつ、いつまでも共有するための工夫が、この家にはあった。

広さを十分にとった明るいユーティリティも、そんな空間のひとつだ。

一般的な洗面台とは異なるテーブルのような広いスペースでは、お嬢さまを座らせて手を洗ってあげることもできる。将来的には、「ここに座っていたね」なんて話しながら、肩を並べて身支度や家事をする日もくるかもしれない。

2階のフリースペース
|階段を上がった先には、広い空間が。お嬢さまのご成長に合わせて役割が変わっていく
広く明るい洗面
|自然光がたっぷりと入る広いユーティリティは、奥さまこだわりのスペース

寄り添ってくれたから、サンクスホーム

白を基調とした壁紙と、床や家具に用いられた天然木、そして、全体を引き締めているアイアン。中性的でナチュラルモダンな内装は、ご夫妻のお洒落なウェディングフォートやウェルカムボード、お嬢さまのニューボーンタペストリーとも相性がいい。

内装へのこだわりをお聞きすると、意外なことに「センスは委ねたところも多いんですよ」という答えが返ってきた。

「委ねたというより、イメージが近かったからお任せできたと言ったほうがいいかもしれません。サンクスホームさんに決めたのは、私たちのイメージをなるべく汲み取ろうとしてくださった、寄り添う姿勢が嬉しかったからなんです」

マイホームを持つにあたり、色々なメーカーを見て回っていたというご夫妻。サンクスホームは、その中でもっとも寄り添ってくれるハウスメーカーだったという。設計士のこだわりを前面に出すことはせず、まずは建てる側の要望を聞き、なるべく実現しようとしてくれる姿勢。そこを気に入って、ご夫妻はサンクスホームに依頼をされた。

奥さまこだわりのキッチンスペースも、メーカーと一緒につくりあげたスペースのひとつ。モデルルームのように「魅せる」収納でありながら、いざというときは目隠しができるようになっている仕様は、奥さまのこだわりだけでなく、お客さまの将来に寄り添うハウスメーカーとしてのアドバイスも大きい。

家は、建てて終わりではない。

住み始めて1年経った今の、この笑顔が、ハウスメーカーとしてきっと何よりも嬉しいに違いない。

リビングでインタビューに答えるご家族
|リビングルームとキッチンスペースでインタビューに答えるO様ご一家

マイホームとは、「当たり前」をつくる家

マイホームとはどのような存在ですかという問いに、ご夫妻は顔を見合わせつつ、言葉を選びながら答えてくださった。

「ありふれた言葉ですけれど、落ち着く場所…家族それぞれの“当たり前”になっていったらいいなと思うんです。私も色々うるさく言いますけど(笑)仕事を頑張ってくれている夫が寛げる場所であったら」

実際この1年、休日でも家にいる時間が増えましたし、それが心地良い。娘はこれからどんどん成長しますが、家という役割は変わらず、妻が話したように“当たり前”の存在として守っていけたらいいなと思います」

しっかり者の奥さまと、穏やかな旦那さま。そして、愛らしいお嬢さま。

床や家具にふんだんに使われた木は、年月を重ねるごとに次第に濃い色となり、美しく経年変化していくだろう。おそらくは、お嬢さまの成長と共に。

「当たり前」を積み重ねた先には、どのような美しい未来が待っているのだろうか。

四角い窓の向こうのススキが、家族を見守るように、優しく風に揺れていた。

【このお家施工事例紹介】

これからお家づくりをはじめる方へ

サンクスホームでは、OB様邸について詳しく話を聞くことができる「OB様邸相談会」を随時開催している。お家づくりの先輩たちのモデルケースを参考に、自分にあったお家づくりのスケジュールから、間取りプランや資金計画をきっと見つけられるはずだ。住み始めた後のリアルな声も公開しているので、住み替えをお考えの方には是非ご参加いただきたい。お問い合わせは下部のフォームから。

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2021/12/8 : 掲載
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