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工務ブログ

研修生の今

こんにちわ 構造建築課の横山です。
2回目ということで1回目のグダグダ感を反省しつつ、今回は研修生の今!と題して話そうと思います。
親方が私に代わり早、半年が過ぎようとしています。研修棟の中では大工さんの仕事の中のメインである家造り(内部造作と言います)の全工程が一旦終わり、できる人、まだまだな人、いろんな人がいますが、1年の中での次工程になる「大工さんのお手伝い」(一人親方で動いている方への手伝い)に入りました。
外壁を貼る前の下地になる胴縁(どうぶち)打ちに始まり、内壁等の下地になる石膏ボード貼りまで何人かの
メンバーに分けて行きました。
その中の1つに伊勢の外宮近くにある「蔵deパスタ」様の仕事は、蔵(厨房等があるメインの場所)と離れ
(座敷に使用している所)との間が外部になっているのですが、そこの渡りローカになる部分に屋根が施してあって、雨による侵食と老朽化?で骨組がボロボロになってしまっていて柱以外は作り変えて欲しいとのことでした。
近年、家の骨組は機械式(プレカット方式)になっているので、手で加工するのは私も久しぶりでしたし、
研修生には初めて見る作業でした。作業時間が決められた中での作業(AM朝~11:00まで、pm3:00~5:00まで)にバタバタしながらなんとか終わらせる事ができました。

最終日の昼食は全員でやはりパスタ!です。みんなが「うまい、うまい」を連呼しながらおいしく頂きました。
そして、同時進行(別メンバー)で、津にあるM様邸倉庫では土間部分の内壁(天井も)石膏ボードを貼った
のですが、クロス(仕上がり材)を貼らずボード自体が仕上がりという超難関な作業もしていました。
私が施工しても時間のかかる作業を泣き言いわず頑張ってくれました(監督が見ても綺麗に貼っていると
褒められた)

これから12月には亀山で建売を控えています。
M様邸に行ったメンバーは良い意味で前哨戦になっただろうしお客様がいる現場の難しさ(厳しさ)を
痛感したと思います。
日々、一歩づつ成長していく彼らを見ているとうれしい反面、少しだけ寂しさを感じています。
研修生の笑顔に励まされながら、今日も喜びを噛みしめています ^^/